ブロック塀の倒れる問題を再度分析

ブロック塀が倒れる理由を上手くまとめられなかったのですが、ようやくすっきりとまとめられました。

ブロック塀の問題は改善の余地がある部分と、本質的で改善の余地がない部分に分かれます。

基礎、鉄筋、控え壁の問題は手抜きであり、真面目にすれば改善する可能性は十分にあります。

しかし、耐久性の問題はブロック塀の主原料のブロックとモルタルに起因するものであり改善は大変困難です。強いていうのであれば塗装を行うことですが、一体となった品質保証は大変難しいのではないでしょうか。

結論から言うとブロック塀は今後使うべきでない、ということになります。

ブロック塀が倒れる理由

コスト・法律無視・知識の欠如

基礎 基礎が設置されていない
基礎の深さが足りない
鉄筋 重ね継手問題

基礎下部から塀上端まで一本の鉄筋でつながっていない。(法律で禁止されている継ぎ手を実施)

加工の手抜き

鉄筋の端は丸くフック状に加工する必要があるが直線のまま

控え壁 控え壁がない

 

控え壁と塀本体が連結されていない

ブロック塀の根本的な問題
 長持ちする仕組になっていない

劣化 ブロックが薄い

(=水・酸素の遮蔽能力が劣る)
(=コンクリート量が少ない=アルカリ成分量が少ない)
(耐用年数10cm12年、12cm15年、15cm30年)

ブロックの強度が低い

(=セメント量が少ない=低アルカリ性)

充填モルタルの強度が低い

(=低アルカリ性=鉄筋の保護能力が低い)

モルタルの充填が不十分

(鉄筋が保護されていない)

目地からの水・酸素の進入

(=鉄筋の劣化・錆び)