アンチが伝える正しいブロック塀の注文方法

ブロック塀の正しい注文の仕方 -1 ブロック塀の高さ別の基準

大阪地震が起きて以来、耐震コンクリートの塀の開発に邁進しておりますが、そのためなぜブロック塀が倒れるのか、と言う研究をずっと続けてきています。

我々が耐震コンクリート塀「塀のねっこ」を普及させるまでもうしばらく時間がかかりそうです。その間にできるブロック塀に対して何もしないわけには行きません。

製造してくれるメーカーを探し、設備が整うのにやはり時間がかかります。

本当は作って欲しくありませんが、様々な理由でブロック塀を作らなければならない方向けへブロック塀を注文する際、身を守れる資料を提供していこうと思います。

アンチブロック塀の我々が提供するブロック塀オーダー用の資料です。販売したいというバイアスが全くかかっていませんので、安心して使ってください。

ブロック塀の基準は大きく分けて2つあります。建築基準法施行令 第六十二条と建築学会基準です。おおよそではありますが建築学会基準の方が厳しく設定されています。

建築学会基準は読み解くのが難しいのと、なにより重要なのは法令違反を犯さないことですので、建築基準法施工令によるブロック塀の基準について塀の高さ別にまとめました。

塀の高さ

もちこんココが一番キーとなります。塀は高ければ高いほど危険になるためです。作りたい塀の高さを決めたらそのまま横のスペックを見てください。

塀厚さ

ブロック塀の厚さ、つまりブロックの厚さということになります。建築基準法施行令では2.2mだけ150mmの厚さとしていますが、その他は例外として100mm以上の厚さとしています。おそらく150mm厚を推奨したいのでは無いかと思われます。

基礎根入れ

実は一番重要かもしれないのがこの基礎根入れです。基礎が地面の中に埋まる深さですが、300mm、つまり30cmは完全に埋めなければ行けません。様々な調査報告書を読んできましたが基礎がきちんとある塀は10%~20%程度のようです。

ブロックを基礎にするのは建築学会基準では明確にNGですが、建築基準法施行令的にはグレーゾーンのようです。

仮にブロック基礎とする場合はブロックの高さが約20cmですから1.5個分が土中に埋まる必要があります。
CL機構としては水分が多くコンディションの良くない基礎には、きちんとした生コンを使ったコンクリートの基礎をおすすめしたいと思います。

なおその際は法令で基礎における鉄筋保護規定がありますので、そこを遵守する必要があります。(被り60mm)

図解しないとわかりにくいですよね。基礎に関しては改めて行います。

基礎高さ

ややこしいのですが基礎根入れ300mm、基礎高さ350mmとなっています。

これも基礎のところで説明しますが、最低限の基礎構造とした場合土中に300mm、そして土の上から50mm基礎構造が出てきます。

これも図解します。

鉄筋径

鉄筋の太さです。9mm以上と指定されています。太い分にはかまいません。

鉄筋ピッチ

鉄筋が並ぶピッチです。塀の端っこに必ず一本。ブロックの長手が約400mmですからふたつ飛ばした先に1本となります。縦横に必要となります。

また改めて説明しますが、鉄筋は規定が細かく端の方は抜け防止でフック状にする必要があります。


ブロック塀の見積を取るときには是非チェック用に使ってください。
「特に」基礎の部分の構造をよーくチェックしてくださいね。

 

チェックの面倒のない 塀のねっこもどうぞよろしくお願いします。