ブロック塀マニアックス 控え壁の役割

ブロック塀における控え壁の役割

ブロック塀について調べれば調べるほど、法令で決められている控え壁の役割がなかなかわかりにくいと言うのが本当のところです。(1.2m以上のブロック塀に必要)

参考 [安全なブロック塀を作るルール] https://concrete-license.com/blockwall_rule/

控え壁は塀にT字状でつっかえ棒のような形状をしています。

書籍によると元々塀という物は柱があり、それに幕を張ったのがルーツであると書かれています。控え壁はその柱の役割と言うことのようです。

そもそもなぜ控え壁が必要となっているのでしょうか。日本建築学会の「壁式構造関係設計規準集・同解説(メーソンリー編)」では、ブロック塀は壁厚に対して長さが長いことがブロック塀の弱さであるといった意味合いが書かれています。

ペラペラの板が立っていて弱い、と言うことですね。

紙で考えるとわかりやすいかもしれません。1枚の紙はくにゃくにゃしてちゃんと立ちませんが、折り目をつけると自立します。

控え壁を1カ所だけ作ったモデル。

自立できず支えを使う。

控え壁を2カ所作ったモデル。

自立する。

 

では、実際に控え壁がどのような役割をしているか考えてみましょう。

1,強くなる

2,重心位置が変わる